クロームレバーの取り付け ― 遊び調整とタイコカバーのポイント
純正レバーをクロームレバーに替えるだけで、ハンドルまわりの印象は大きく変わります。SRを例に、取り付け手順と遊びの調整、ワイヤーの脱着方法まで解説します。

- クロームレバー装着前に知っておきたい注意点
- レバーの遊びを適正に調整する方法
- タイコ穴のすき間をタイコカバーで埋める理由
- ブレーキ・クラッチワイヤーの脱着と調整
スイッチ類を整理してハンドルまわりをすっきりさせても、どうしてもボリュームが残ってしまうのが純正レバーです。
そこで今回は、ハンドルまわりカスタムの上級アイテム、クロームレバーを紹介します。SR400を例に、実際の取り付け手順とポイントを順に見ていきましょう。
01クロームレバーで変わる雰囲気

シンプルな形状と輝きが、クラシックな車両にもよく似合います。レバーひとつで、ハンドルまわりの雰囲気はがらりと変わるはずです。
クロームレバーはブレーキスイッチの装着ができません。また、デコンプレバーは付いていません。この2点を踏まえたうえで装着をご検討ください。
02レバー本体の取り付け
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ワイヤー、スイッチボックス、グリップ、純正レバーを取り外します。

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クロームレバーのホルダーをハンドルにクランプします。見た目はこれで完成ですが、ひと手間加えておきます。

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レバー支点のネジを外し、支点部分とレバー側の両方にグリスを塗ります。

- レバーをホルダーにセットしてネジを締めます。このとき、レバーの上下の遊びが出すぎないよう適度に締め付けるのがポイントです。
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遊びが適正な位置まできたら、トップのネジをドライバーで押さえながら下側のナットを締め込みます。

03レバーの遊びの目安

ネジを締めすぎるとレバーの動きが渋くなります。上下のガタが出ず、スムーズに動く位置を探してください。
04ワイヤーの取り付けとタイコカバー
あとはワイヤーを取り付ければ完了ですが、ここで一つ注意があります。クロームレバーはもともと国産車向けの設計ではないため、ワイヤーのタイコ(先端の円筒状の金具)を受ける穴が大きめです。国産車のワイヤーのタイコはほとんどが8mmなのに対し、クロームレバーの穴は10mm。そのまま装着するとすき間ができてしまいます。

この状態でも動作はしますが、見た目の面からもオプションのタイコカバーの装着がおすすめです。

取り付けは、ワイヤーのタイコにタイコカバーを被せた状態でクロームレバーに装着するだけ。

ワイヤーが付いたら、ブレーキとクラッチを調整して完成です。
05ワイヤーの脱着と調整
ワイヤーを取り外すときは、まずブレーキパネル側のナットを緩めます。

ここを緩めるとレバーにかかる張りが弱まり、ワイヤーをレバー側の調整ネジから外せるようになります。

装着するときも同じ要領で、先にブレーキパネル側を締めます。ある程度ブレーキの遊びを取った位置で、ワイヤーのナットを締めてください。

ブレーキの微調整はレバー側の調整ネジで行います。調整ネジを緩める方向に回すほど、ブレーキが早く効くようになります。
ブレーキの調整後は必ずホイールを回し、ブレーキが引きずっていないかを確認しましょう。クラッチも同様に、調整後に一度エンジンをかけ、半クラッチの位置などを確かめながら最終調整してください。
06ステンレスネジで錆対策
クロームレバーに使われているネジは鉄製のため、雨などに濡れるとどうしても錆が出てきます。気になる方には、オプションのステンレスマイナスネジセットへの交換がおすすめ。見た目の統一感も高まります。

今回使ったもの
- クロームレバー
- タイコカバー
- プラスドライバー
- 10mmスパナ(メガネレンチ)
- グリス
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※取り付け作業はご自身の責任で行ってください。作業に不安がある場合は、お近くのバイクショップへのご相談をおすすめします。
※掲載の内容・写真は作成当時のものです。商品の仕様・適合・在庫は各商品ページでご確認ください。


