こんにちわ、グッズのDIY野郎ことスーパーホリですこんにちわ◎
先日、グッズカスタムビルダー山下氏のブログで素敵な記事が書かれてたので
こちらのDIYにも掲載しておきます
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新たにラインナップに追加された以下商品。
・消音ステンレスウール
・消音グラスウール
どちらも吸音材で音の圧力波を減衰させて消音効果を加える商品です。
マフラーのいわゆるサイレンサー部分に使いますが、
パイプインサイレンサーの状態でも効果を発揮します。
具体的な使い方ですが・・・
弊社で最も人気の高いリバースコーンショーティマフラーを例にして
ステンレスウール、グラスウール両方を使うパターンで挙げてみます。
まずエンドを外して中のいわゆるバッフルを取り出します。
するとこういう物に初期設定のグラスウールが巻いた状態になっています。
これで全長が約30cmです。
こちらにまずステンレスウールを巻いていきます。
そうするとこうなります。使用量はおよそ1メートル分。
そしてグラスウールを巻きます。これで長さ30cm位です。
その後、付属のステンレスワイヤーでぐるぐる巻いて固定します。
(先にテープなどで仮止めすると、より固定しやすいです。)
なぜ先にステンレスウールなのか?
排気に干渉する部分は大きな外力を受けています。
なので、軽くて細いガラス繊維であるグラスウールは徐々に飛んで行って無くなってしまうのです。
そうなると、吸音材が切れた状態になるので、消音効果が著しく低下します。
なので、古くなったサイレンサーは効果が失われている物も多いのです。
(壁で膨張質を作ったりして、吸音材を用いないサイレンサーはこの限りではありません。
ステンレスウールの場合は飛んでいきにくいので、これを先に巻くと
その外にいるグラスウールも守ってくれるのです。
全部ステンレスではダメなのか?
OKです。
ですが、重量が増えるのと、コストが上がるといったデメリットがあります。
それと、消音する「音域」も変わるようなので、つまり排気音の変化にも現れてくる事になります。
これについての具体的なデータはまだ取っていないので、今後の楽しみですね~
非分解のものや消音構造が違う物は難易度が高いのでお気をつけ下さい。
誤った使い方としては排気の通路にウールを詰めたりすると、
排気面積を減らす形で消音は出来ますが、特にグラスウールの場合、一瞬でなくなります。
なので、出来るだけ排気が直撃しない形、その一般的なのがパンチングのパイプのまわりに、
ウールを巻くというストレート構造になるのです。
現状のサイレンサーに不満を感じてる方、一度リフレッシュしてみてはどうでしょうか?
>>消音ステンレスウール<<
>>消音グラスウール<<
記事: ビルダー 山下
写真: ビルダー 山下
つ[ おまけ ]
さて、
リバースコーンショーティのバッフルを取り外すと書きましたが、
「抜けないぜっ」という声を頂きましたので
番外編としてバッフルの脱着についてご紹介致します◎
まず、エンドキャップと本体の合わせ目に印を付けます。
これは、キャップをはめる際に元の向きと同様にする為です。
コンロッドみたいなもんですね◎
機械もんは大体元と同じように組まなければなりません。
そして、エンドキャップを固定しているビス(3本)を外します。
別の角度からも見てみましょう。(不要w)
ビスを外すとエンドキャップを外せます(固いので注意)
これがインナーバッフルですね
しかし、これまたガッチリはまってるので手ではなかなか外れません。
で、登場するのが長めの棒。
こんぼう でも
はがねのつるぎ でも
もろはのつるぎ でも
なんでも良いので棒を地面に立て・・・
サイレンサー本体に差し込み
シコシコ ポンっ! てなもんです
中からなんだかアメリカのお菓子みたいなんが出てきます。
以上、リバースコーンのバッフルシコシコポンのコーナーでしたアザス。
記事:スーパーホリ