平日15時までのご注文で在庫品は即日発送(最短翌日着)|土・日・特別休業日は発送をお休みします 日本語 / English | ¥ JPY / $ USD
GOODS ONLINE SHOP
HOME › PICK UP › 吸音材でサイレンサーをリフレッシュ ― ステンレスウールとグラスウールの巻き方
DIY / MUFFLER

吸音材でサイレンサーをリフレッシュ ― ステンレスウールとグラスウールの巻き方

消音効果が落ちたサイレンサーは、吸音材の巻き直しでよみがえります。ステンレスウールとグラスウールを組み合わせる理由と巻き方、リバースコーンマフラーのバッフルの外し方まで紹介します。

吸音材でサイレンサーをリフレッシュ ― ステンレスウールとグラスウールの巻き方
この記事でわかること
  • 吸音材(ステンレスウール・グラスウール)の役割
  • 2種類の吸音材を巻く順番とその理由
  • やってはいけない吸音材の使い方
  • リバースコーンマフラーのバッフルの外し方

サイレンサーの中には、排気音を抑えるための吸音材が巻かれています。この吸音材は使ううちに少しずつ失われ、古いサイレンサーでは消音効果が落ちていることも少なくありません。

ここでは当社スタッフのビルダーが実践した方法をもとに、消音ステンレスウールと消音グラスウールを使ってサイレンサーをリフレッシュする手順を紹介します。

012種類の吸音材

消音ステンレスウール(左)と消音グラスウール(右)
消音ステンレスウール(左)と消音グラスウール(右)

どちらも、音の圧力波を減衰させて消音効果を加えるための吸音材です。マフラーのいわゆるサイレンサー部分に使うもので、パイプインサイレンサーの状態でも効果を発揮します。

今回は人気の高いリバースコーンショーティマフラーを例に、ステンレスウールとグラスウールを両方使うパターンで説明します。

リバースコーンショーティマフラー
リバースコーンショーティマフラー

02吸音材の巻き方

  1. エンドを外し、中のバッフルを取り出します(外し方は後半で紹介)。初期状態ではグラスウールが巻かれていて、全長は約30cmです。
    吸音材でサイレンサーをリフレッシュ ― ステンレスウールとグラスウールの巻き方
  2. まずステンレスウールを巻いていきます。使用量はおよそ1メートル分。
    吸音材でサイレンサーをリフレッシュ ― ステンレスウールとグラスウールの巻き方
  3. ステンレスウールを巻き終えた状態です。
    吸音材でサイレンサーをリフレッシュ ― ステンレスウールとグラスウールの巻き方
  4. その上からグラスウールを巻きます。長さは30cmほど使います。最後に付属のステンレスワイヤーでぐるぐる巻いて固定します。
POINT

ワイヤーで巻く前に、テープなどで仮止めしておくと固定しやすくなります。

03なぜステンレスウールを先に巻くのか

排気に接する部分は、大きな外力を受け続けています。軽くて細いガラス繊維であるグラスウールは、そこで少しずつ吹き飛ばされ、やがてなくなってしまいます。吸音材が切れた状態になると、消音効果は大きく低下。古くなったサイレンサーの効果が落ちているのは、このためです。

ステンレスウールは飛ばされにくいため、内側に先に巻いておくと、その外側にあるグラスウールを守ってくれます。

POINT

壁で膨張室をつくるなど、吸音材を使わない構造のサイレンサーはこの限りではありません。

では、すべてステンレスウールにしてはどうか。それも可能です。ただし重量が増える、コストが上がるといったデメリットがあります。また消音する「音域」も変わるようで、排気音の変化として表れてきます。

04やってはいけない使い方

吸音材は、排気が直撃しない形で使うのが基本です。一般的なのが、パンチングパイプのまわりにウールを巻く「ストレート構造」。排気の通り道にウールを詰めてしまうと、排気面積が減るぶん消音はできますが、特にグラスウールは一瞬でなくなってしまいます。

注意

非分解タイプのサイレンサーや、消音構造が異なるものは作業の難易度が高くなります。構造をよく確認してから取りかかってください。

05リバースコーンマフラーのバッフルの外し方

リバースコーンショーティのバッフルは、しっかりはまっていてなかなか抜けません。ここでは脱着の手順を紹介します。

  1. エンドキャップと本体の合わせ目に印を付けます。組み付けるときに元の向きへ戻すためです。機械部品は基本的に、元と同じ向き・位置で組むのが鉄則です。
    吸音材でサイレンサーをリフレッシュ ― ステンレスウールとグラスウールの巻き方
  2. エンドキャップを固定しているビス(3本)を外します。
    吸音材でサイレンサーをリフレッシュ ― ステンレスウールとグラスウールの巻き方吸音材でサイレンサーをリフレッシュ ― ステンレスウールとグラスウールの巻き方
  3. エンドキャップを外します。固いので注意してください。
    吸音材でサイレンサーをリフレッシュ ― ステンレスウールとグラスウールの巻き方
  4. 中に見えるのがインナーバッフルです。こちらもがっちりはまっているので、手ではなかなか外れません。
    吸音材でサイレンサーをリフレッシュ ― ステンレスウールとグラスウールの巻き方
  5. そこで長めの棒を用意し、地面に立てます。
    吸音材でサイレンサーをリフレッシュ ― ステンレスウールとグラスウールの巻き方吸音材でサイレンサーをリフレッシュ ― ステンレスウールとグラスウールの巻き方
  6. サイレンサー本体を棒に差し込み、上下に動かして押し出すと、バッフルが抜けてきます。
    吸音材でサイレンサーをリフレッシュ ― ステンレスウールとグラスウールの巻き方
  7. 取り出したバッフルです。
    吸音材でサイレンサーをリフレッシュ ― ステンレスウールとグラスウールの巻き方

今のサイレンサーの音に不満を感じているなら、吸音材を巻き直してリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

今回使ったもの

  • 消音ステンレスウール
  • 消音グラスウール
  • ステンレスワイヤー
  • テープ(仮止め用)
  • 長めの棒(バッフル抜き取り用)
  • マーカー(合わせ目の印付け用)

※取り付け作業はご自身の責任で行ってください。作業に不安がある場合は、お近くのバイクショップへのご相談をおすすめします。
※掲載の内容・写真は作成当時のものです。商品の仕様・適合・在庫は各商品ページでご確認ください。

CONTACT