SR400/500 φ38ビッグキャブの取り付け手順とセッティング
SR400/500の純正CVキャブを、強制開閉式のφ38ビッグキャブに交換する手順を解説。ワイヤーの組み付け、専用マニホールドの取り付けから、出荷時セッティングとジェット調整の目安まで紹介します。

- 純正キャブとインテークマニホールドの外し方
- スロットルワイヤーとピストンバルブの組み付け
- 専用マニホールド・キャブレターの取り付け
- 取り付け後のセッティングの目安
SRのキャブレターカスタムで手軽さが人気の、φ38ビッグキャブ。VM型(強制開閉式)ならではのダイレクトなレスポンスと、気持ちのいい吸気音が魅力です。
自分の手で取り付けてみたいという方に向けて、当社メカニックによる装着手順を紹介します。純正CVキャブから交換すると、その違いははっきり体感できるはずです。
01純正キャブの取り外し
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現在取り付けているキャブレターを外します。純正の負圧式ガソリンコックであれば、ONまたはRESにしておきます。

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インテークマニホールドも外します。

古いガスケットの残りカスは、二次エアの吸い込みを防ぐためにきれいに取り除いておきましょう。
02キャブの準備とワイヤーの組み付け
キャブレター本体上部にあるネジ式の黒いカバーを外し、ピストンバルブを取り出します。

続いて、ビッグキャブ用のスロットルワイヤーを取り付けます。純正スロットルホルダー用はビッグキャブ用スロットルワイヤー、AMALスロットルホルダー用はType5のワイヤーを使います。
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ワイヤーの向きを確認します。タイコの小さいほうがキャブ側、大きいほうがスロットル側です。

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外したキャブ上部のキャップにワイヤーを通し、さらにスプリングにも通します。スプリングを押し縮めて、タイコを先端に出しておきます。

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ピストンバルブにワイヤーを取り付けます。下からタイコを入れて引っ掛け、しっかり掛かっていることを確認してからスプリングを戻します。

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スプリングを戻すときは、タイコを引っ掛けた「溝」に、スプリング内側の「突起」をしっかりはめ込みます。

03マニホールドとキャブレターの取り付け
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専用のマニホールドを取り付けます。付属のカラーをはめ込むのを忘れないように。

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ボルトを通し、均等に締め込んでいきます。締め付けトルクは10N·mが目安です。

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ワイヤーの取り回しに注意しながら、マニホールドへキャブレターを差し込みます。

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写真のように奥までしっかりはめ込んだら、バンドを締めて固定します。

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キャブレターの横と下に、付属のホースを取り付けます。

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付属のガソリンホースを取り付けます。できればガソリンフィルターも併せて付けておきましょう。

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ワイヤーの遊びなどを調整し、スロットルが正常に動作するかを確認したら取り付けは完了です。

ボルトの締め過ぎには注意してください。
純正の負圧式ガソリンコックの場合、交換後はONとRESが使えなくなるため、PRIで常時使用することになります。
04セッティングの目安
取り付けが済んだら、次はセッティングです。出荷時のセッティングは次のとおりです。
| 項目 | 出荷時の設定 |
|---|---|
| メインジェット | 130番 |
| パイロットジェット | 50番 |
| ニードルクリップ | 上から3段目 |
この初期セッティングでは、アイドリング時に濃い傾向が見られます。パイロットジェットを少し下げ、45番あたりにするのがおすすめ。メインジェットとニードルクリップはそのままでも問題ありません。
マフラーにもよりますが、フィルターなしで装着する場合は、これでほぼ合うはずです。

オーバルエアフィルター φ60を取り付ける場合は、パイロットジェットの番手をもう少し落とすとよいかもしれません。
φ60オーバルエアフィルターを取り付ける場合、純正のエアクリーナーボックスは取り付けできなくなります。
強制開閉キャブならではのダイレクトな操作感は、純正CVキャブとはまったくの別物。キャブレターの面白さをじっくり味わってみてください。
今回使ったもの
- φ38ビッグキャブ(専用マニホールド・カラー・ホース付属)
- ビッグキャブ用スロットルワイヤー
- ガソリンフィルター(推奨)
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※取り付け作業はご自身の責任で行ってください。作業に不安がある場合は、お近くのバイクショップへのご相談をおすすめします。
※掲載の内容・写真は作成当時のものです。商品の仕様・適合・在庫は各商品ページでご確認ください。


